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tonica北九州建築展2020「九州の語り処」の振り返り

 皆さんこんにちは!すっかり気温も暖かくなってきており、春の訪れを感じる頃ですね。

さて今日は、先日の2月22日~2月24日に行われた、tonica北九州建築展2020「九州の語り処」の振り返りをしたいと思います!いつもより長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただけると嬉しい限りでございます。

 



振り返ってみれば、度重なる日程変更があったり数々の不手際があったりとご迷惑をおかけした部分も多くありましたが、建築展中やその後の懇親会で楽しげに語り合う皆様の姿を見て、「九州の語り処」というテーマを達成できたという点で、今年の建築展も成功に終わったと言えるのではないかと思っています!特に懇親会なのですが、2次会の参加者が去年より圧倒的に多く、本当に参加者の方々が意義をもって建築展に臨めていたということを実感できました。このような素晴らしい形で建築展を終えることができたのも、出展者・クリティークの方々が主体性を持盛り上げ、ご協賛いただいた総合資格学院様をはじめとする企業様方が支えてくださったおかげだと思っています!本当にありがとうございました!

 さて、もう少しだけ建築展の中身についてお話させてください。

 まず、表彰を受けた出展者の方々を紹介させていただきたいと思います!

最優秀賞   ・・熊本大学4年   上村理奈さん 「哲ちゃんのまほろば」

優秀賞    ・・九州産業大学2年 柴田智帆さん 「芸術都市」

優秀賞    ・・九州工業大学4年 黒田悠馬さん 「技工の短冊」

松山将勝賞  ・・九州工業大学4年 湊拓真 さん 「TENJIN COMPLEX」

内田貴久賞  ・・九州産業大学4年 山口裕 さん 「人の巣」

塩塚隆生賞  ・・九州工業大学4年 蓮尾駿斗さん 「創縫」

百枝優賞   ・・九州産業大学4年 山本彩菜さん 「棲家」

荒木康佑賞  ・・九州産業大学4年 田所佑哉さん 「便乗する建築」

総合資格学院賞・・九州工業大学3年 山田球馬さん 「道の中の寺」

以上9名の作品となります!9名の方、おめでとうございます!

 最終審査の際、”熱意” という言葉が出てきましたが、4年生の作品は1年間費やし、深い調査・思考錯誤の上でできた作品であり、4年間学んできたことの集大成があの作品たちに詰まっていると考えれば、どれも熱意の詰まった作品であり評価されたことがうなずけます!表彰された作品の中で、2年生の柴田さんの姿がありますが、柴田さんは2年生ながら学校の別の課題と並行して今回の芸術都市を制作をしたそうです。最終プレゼンの際に見せた、堂々としたプレゼンと質問に対する受け答えは、膨大な調査と試行錯誤の上にあると言えますね!これも、やはり ”熱意” の話につながってきます。その反面、表彰台には上がれなかった4年生や3年生の姿もありましたが、最終審査に上がれなかったことを悔いている人ばかりでした。その方々のパネルも見させていただきましたが、どれも膨大な情報量であり、「4分では伝え切れないんだ」と言わんばかりの熱意のこもった作品で、悔しがる気持ちもよくうなずけます。これだけ熱意のこもった作品が集まり、それぞれが限られた時間でどうにか伝えようとしている姿や、1日目に他の出展者の方々の作品を理解しようと質問し盛り上がっている姿を見ると、自分も頑張りたいと思える熱意を受け取れましたし、何よりこの日のために準備を頑張ってきてよかったと、報われた気持ちになりました!自分の代でひいき目になってるのかもしれませんが、10年目という節目の年で歴代最高の建築展ができたのではないかと思っています!熱意のこもった作品で盛り上げてくださった出展者の方々、本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした!

 最後になりますが、来年もきっとtonica北九州建築展は開かれることだと思います。私事ではありますが私の代は来年4年生であり、建築展を盛り上げるため引っ張っていく立場です。私の友人や今回知り合った同級生たちも今回の悔しさを糧にやる気十分です。来年は今年を超える建築展をつくって見せますので、皆様、どうか来年もtonica北九州建築展をどうぞよろしくお願いいたします!

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