大分建築めぐり
10月22日(土)今年度初のtonicaの全体活動として、大分へ建築めぐりに行ってきました。
tonicaメンバーと北九州市立大学、九州工業大学、西日本工業大学からの参加者合わせて27人で
1日かけて風の丘葬斎場・大分県立美術館・アートプラザ・大分市美術館を見てきました。
風の丘葬斎場は公園の中に建てられていて、静かで穏やかな雰囲気がありました。
生と死と、その別れについて向き合う場所なんだなと感じると共に、またその時間が、建築によって少しでも自然なものになるようにつくられていると思いました。
印象的だったのはコンクリートに木目が写っていたことで、
コンクリートのひんやりとした感じの中にも、少し温かみを感じたことでした。
OPAMこと大分県立美術館は、「街に開かれた縁側としての美術館」のコンセプトの通り、
展示室以外に楽しめる空間がたくさんあり、それぞれが興味の向くまま探索しました。
アートプラザでは、「磯崎新の建築術-都市計画と美術館-」と題された展示室があり、
磯崎新の作品の建築模型やそれにまつわる当時の新聞記事などを読むことができました。
北九州にも磯崎新の建築が多くあるので、また実際に見に行きたいなと思いました。
大分市美術館では、特別展として「ミュシャ展」が開催されていて、大分市美術館自体と共に
約420点のミュシャの作品を見ることができました。
どの絵もとても細やかできれいで、ついつい時間を忘れて見入ってしまいました。
1日でまわるにはかなり盛だくさんでしたが、最後の懇親会も含め、今回の大分建築めぐりはとても充実したものとなりました。