「tonica北九州建築展2022」の振り返り
本日は、3/26~3/28に北九州市立美術館にて行われた、tonica北九州建築展2022「伸展」の振り返りを行いたいと思います。
長文になりましたが、最後まで読んでいただけると嬉しい限りでございます。
先日は「tonica北九州建築展2022」に参加していただきありがとうございました。
昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響によって開催の時期変更や開催方法の検討など様々な困難がありましたが、対面にて開催をすることができました。建築展を無事に終えることができたのも出展者・クリティークの方々、ご協賛いただいた総合資格学院様をはじめとする企業様方、後援していただいた北九州市が支えて下さったおかげだと思っております。本当にありがとうございました!
また、今年は北九州市の八幡東田プロジェクトの一部であるスペースLABOの開業に合わせて4/28~5/15の期間で優秀作品の一般展示を行います。昨年は行うことのできなかった一般公開を例年よりさらに大きい規模で行うことができることとなりました。今年の建築展のテーマである「伸展」ではtonicaをさらにたくさんの方に認知してもらい、tonicaの活動のみならず、建築の奥深さを、建築についてよく知らない方やこれから建築を学ぼうとしている方にも継続して発信することができるようにしたいという思いがありました。そのためこのイベントを通して一般の方にtonica北九州建築展や福岡をはじめとする九州の建築設計事務所・団体、そして建築の魅力を広く知っていただける機会になると考えています。
今年の建築展は北九州市立美術館にて行われました。初めての場所での開催でしたが例年よりも大規模な会場だった為、たくさんの模型がズラッと並ぶ様はやはり見応えがあり、スタッフも開催することができて本当に良かったというような気持ちになりました。コロナ禍での開催となった今年の建築展でしたがみなさまが熱意のこもった作品で盛り上げてくださった為すばらしい形で終えることができました。本当にありがとうございました。
さて、もう少しだけ建築展の中身についてお話しさせてください。
まず、表彰を受けた出展者の方々を紹介させていただきたいと思います!
最優秀賞 ・・九州工業大学3年 楢崎有祐さん 「Marbling Apartment」
優秀賞 ・・島根大学3年 飯田竜太郎さん 「水辺とまちをつなぐCLT建築」
優秀賞 ・・広島工業大学4年 片山萌衣さん 「死と日常」
田村晟一朗賞 ・・広島工業大学4年 粕谷しま乃さん 「都市の隙間再生」
杉田宗賞 ・・北九州市立大学4年 古賀里梨さん 「8.5kmの記憶回路」
鈴木竜賞 ・・九州工業大学4年 宅野渉さん 「輪郭のない学校」
畑友洋賞 ・・九州工業大学3年 物部果穂さん 「纏」
百枝優賞 ・・佐賀大学4年 藤田遥人さん 「交錯する空間」
総合資格学院賞 ・・西日本工業大学4年 小西喬大さん 「Common 1.1」
スペースLABO賞 ・・熊本大学4年 永友日向さん 「平地に”受け”山に手を”伸ばす”」
以上10名の作品となります!10名の方、おめでとうございます!
最優秀賞 ・・九州工業大学3年 楢崎有祐さん 「Marbling Apartment」
優秀賞 ・・島根大学3年 飯田竜太郎さん 「水辺とまちをつなぐCLT建築」
優秀賞 ・・広島工業大学4年 片山萌衣さん 「死と日常」
田村晟一朗賞 ・・広島工業大学4年 粕谷しま乃さん 「都市の隙間再生」
杉田宗賞 ・・北九州市立大学4年 古賀里梨さん 「8.5kmの記憶回路」
鈴木竜賞 ・・九州工業大学4年 宅野渉さん 「輪郭のない学校」
畑友洋賞 ・・九州工業大学3年 物部果穂さん 「纏」
百枝優賞 ・・佐賀大学4年 藤田遥人さん 「交錯する空間」
総合資格学院賞 ・・西日本工業大学4年 小西喬大さん 「Common 1.1」
スペースLABO賞 ・・熊本大学4年 永友日向さん 「平地に”受け”山に手を”伸ばす”」
今年は例年5名である最終審査に6名が進出し白熱した議論が行われました。
結果的に最優秀賞、優秀賞に3年生が入賞し、卒業設計でない作品が多く入賞しました。
卒業設計の課題設定とその問いに対して建築的にどのように解決していたか、解こうとした社会問題に対してのぶつかり方や切り口に対してのが多く見受けられました。改めて、問いを作ることの難しさを強く意識する機会となりました。
さらに、今年は皆様の協力のおかげで昨年行うことのできなかった審査会後の懇親会も行うことができました。参加したクリティークの方々や学生、tonica運営スタッフで普段なかなか接することのない他県、他大学、他学年との自由が交流があり、発見や学びの多い有意義な会とすることができました!
最後になりましたが、tonica建築展が北九州の建築の議論の場であり続けることを願っております。
長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。
今後とも、tonicaスタッフ一同一生懸命準備させていただきますので、tonica建築展をどうぞよろしくお願いします。
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