トラベルレポート:西安
こんにちは。トニカメンバーの沖本(北九州市立大学大学院M2)です。
先月は大学の建築WSにて、中国は西安に2週間滞在しておりました。
その時見たものなどを紹介していきたいと思っております。
まず、西安について少し紹介したいと思います。
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西安市
西安市(せいあんし/シーアンし、中国語:西安市、英語:Xi’an)は中華人民共和国陝西省の省都であり、古くは中国古代の諸王朝の都となった長安である。国家歴史文化名城に指定され、世界各国からの観光客も多い。経済的重要性から大幅な自主権をもつ副省級市にも指定されている。
歴史
西安の古称は長安であり、かつては西都、西京、大興、京兆、奉元等とも称された。古代より政治の中心地として西周から秦、漢から隋、唐の都城と十数の王朝の都として千年の歴史を有す古都である。
1369年(洪武2年)、明朝は元朝の奉元路を廃止し西安府を設置、これが西安の名称の初見である・明末の李自成の反乱に際しては、西安に入城した李自成は一時長安と改称したが、清朝により再び西安と改称され中華民国まで沿襲された。1928年、西安に初めて市制が施行され省轄市としての西安市が成立した。1948年には国民政府行政院轄市に改編、中華人民共和国成立後は陝甘寧辺区轄市、西北行政区轄市、中央直轄市、計画単列市と改編が続き、1954年に陝西省都、副省級市となり現在に至っている。
1898年の義和団の乱では西太后ら皇族が戦火の北京を逃れ西安に避難している。また1936年には国共合作による日本政府への対抗を目指す張学良が蒋介石を軟禁した西安事件の舞台となった都市でもある。
2004年、西北大学が日本人遣唐留学生井真成の墓誌を市内から発見して話題となったこともある。
*Wikipediaより
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まず、WSのホスト校である西安交通大学にお邪魔しました。
こちら西安交通大学。中国ではトップクラスの大学だそうです。学生数3万。敷地も大きかったです。
キャンパスの中心に図書館があります。知の象徴。
並木道のキャンパス。
とてもきれいで、毎朝森林浴をしてる気分でした…
どのくらい人が多いかというと…
これが学食。
このくらい大きな学食が、
まだいくつかキャンパスにあるそうです。小さなキャンパスで勉強してきた僕は驚きです…
さて、
建築学部です。
主にここで作業してきました。
また、滞在中にいろいろなものをみてきたので紹介します。
大民宮
民の時代の宮廷です。非常に規模が大きく、電気バスで園内を回っていました。
また、博物館が大民宮の中にあったので行きました。
兵馬俑の兵士の一つです。
そして、実際に兵馬俑を見に行く機会がありました。
これです!
圧巻でした。中学か高校の頃教科書で見た記憶があります。そのとき、「ここは何としてでも死ぬまでに行きたい」と思っていたので、感動です…
兵馬俑は秦の始皇帝のお墓の一部で、皇帝は自分が死ぬ前に、自分の部下の形をしたテラコッタ製の兵士と埋葬させることを部下たちに命令したそうです。なので、兵士の姿かたちはすべて違うんです…!
それにしても、現在公開されているのは氷山の一角。その数の多さから、当時の繁栄を物語っているようにも思えました。
次は、大雁塔!
唐の時代に建てられた仏塔です。652年に建立され、高さ64mもあります。当時の建築技術といったらすごいですね。中国の法隆寺といったところでしょうか。
実はこの塔、少し傾いているんです。実際に行く機会があればぜひ確認してみてください!
そして、西安市の城壁!
旧市街地を取り囲む城壁です。街を取り囲む城壁なんて日本にありませんよね。外敵から身を守る大陸の文化だな、と感じました。
総延長約11.9㎞、自転車で一周できたので、皆で一生懸命漕いで観光しました。大変でしたがいい思い出になりました。
城壁を走っている途中で、連休前のため人が多い西安駅も見ました。
建物の中、見えますか…?電車を待つ長蛇の列が見えます。中国の人口の多さがこの一枚から伝わってくるのではないでしょうか。
町の中心市街地は夜も魅力的でした。これは旧市街地の中心にあるロータリーに建つ”鐘塔(Bell tower)”です。
に
昔は、ここで鐘を鳴らし、城壁の門の開閉時間を知らせていたそうです。
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西安を観光して感じたことは、様々な時代の重要文化財がこの街に集積していたことです。
ここは長安の時代から、シルクロードの拠点として、都として、長い間繁栄してきました。
とにかく、それぞれの時代の都がずっとここにあったことを考えると、昔の国際都市だったのではないかと思います。
これだけ時代観をまたいでいろいろな建築や文化が楽しめる街は、ほかにないと思います。
西安、オススメです。
また、中国と言えば料理!正直これが一番楽しみでした笑
火鍋です^^
これはトマトスープと辛いスープ、両方の食べ比べができます。辛いけどおいしいです
あと、焼肉。本当においしい。
食に関するこだわりを感じました。古くからの味に対する飽くなき追及、3代料理のひとつ、中華料理… 毎日堪能しました。しかも安い。
余談ですが、この漢字。
これが一番画数が多いそうですが、料理の名前らしいです。「ピャン」という麺料理のためだけにこの漢字があるらしいです。案外覚えやすい漢字ですよ、使う機会はなさそうですが…
現代美術館でこんな写真を撮ったり…笑 いい思い出です。
…
ということで、主に 見たもの 食べたもの を紹介しましたが、もっと詳しく知りたい方は、トニカの沖本まで連絡ください。トニカ(トニカの月一の会議)イには出席しているので、お越しいただければぜひ詳しく語るので 笑
最後に、一日だけ上海に寄る機会があったので、外灘(ワイタン)からの風景を大画面でご覧ください!
小雨で曇っていましたが、ものすごい迫力でした。
旅はいいものです。旅先で出会う人、料理、そしてなんといっても建築…
それでは、長くなりましたが旅の紹介とさせていただきます。ありがとうございました。