北九州三大学合同展覧会/講評会2012のお知らせ。
ポスター(沖本案)
ポスター兼フライヤー表面(伊藤 廣案)
■tonica合同展覧会/講評会
北九州に建築議論の場を学生から創ろう、と2010年に北九州市立大学、九州工業大学、西日本工業大学のメンバーを中心に結成された北九州建築デザインコミュニティtonica。 そのtonicaのメインイベントである北九州3大学合同展覧会/講評会。おかげさまで去年に引き続き今年で2回目を迎えることになりました。そのテーマはFOOTMARKS(あしあと)。 これまでの足跡、これから進む道しるべとなる建築と北九州のまちの可能性を目指します。
主催:北九州建築デザインコミュニティtonica
特別協力:北九州イノベーションギャラリー
特別協賛:株式会社 総合資格学院
■会期2012年2月23日(木) 2月24日(金)、2月25日(土)
■会場 北九州イノベーションギャラリー 〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田二丁目2番11号 Tel : 093-663-5411 /Fax : 093-663-5422
■クリティーク
赤松 佳珠子(CAtパートナー)
清原 昌洋(atelier cube代表)
西村 浩(ワークヴィジョンズ代表)
藤 浩志(藤浩志企画制作室代表)
万谷 健志(上海万谷建築設計代表)
※順不同
■スケジュール
□2月23日(木) ・14:00~18:15 作品展示、一般・学生審査、tonicaプレゼンテーション “tonica がみた北九州” 1日目はtonica が日頃、まちで、活動の中で、お世話になっている方々をお招きし、学生、一般審査を行います。 北九州のまちで学び、その中で感じたことを、作品、またイベントそのものを通して、さまざまな方々に見ていただき、価値観を共有することができればと考えています。 また、私たちtonica が北九州のまちとどのように関わり、今回のイベントを開催するまでに至ったのかを、プレゼンテーションさせていただきます。 “tonica がみた北九州”をテーマに、各プロジェクトの代表者が活動を通して感じたことと共にご紹介させていただきます。
□2月24日(金) ・11:00~18:50 クリティークによる作品講評会
“1対1での対話から生まれる、新しい気づき。” 2日目は審査員をお招きしての講評会を開催します。北九州外の方々やプロという客観的視点をもった方々と議論を行います。 全国各地で数多く開催されている作品講評会ですが、この講評会では、作品の優劣をつけること以上に、第1 回目の開催で感じることのできた、1対1での対話を最重要視しています。 他のイベントにはないスタイルから生まれる、たくさんの新しい気づきを大切にしています。 今回の講評会を通してtonica、そして新しい北九州を発信していきます。
・19:30~ 懇談会 ※有料
□2月25日(土) ・9:00~13:00 作品展示
■経緯
2011年2月に開催された「北九州三大学合同展覧会 / 講評会 2011」をきっかけに、三大学の垣根をこえた学生間のつながりを深め、北九州に根差した活動を展開しようとスタートを切りました。 7月には小倉の魚町に事務所を開設し、さらに北九州のまちに根差した活動を展開しています。 そして、建築を学ぶ学生としてだけではなく、ひとりの住民として、まちの歴史や特色に、もっと身を置くことはできないだろうか、と考えました。
本企画を通して、出展者だけではなく、来場者の方々や我々tonica メンバーに関わる“今まで”と“これから”について、それぞれのシーンにおいて焦点を当てます。
本企画はtonica メンバー、そして各参加者それぞれが主体的に動くことによって作り上げていきます。 これまで歩んできたもののかたちが集結した客観的な場で他を意識することで、それぞれが現在の立ち位置を把握します。 そして、それぞれが主体的な立場として価値観を共有し合うことで、これからへの再スタートとなります。
この1年、tonica が活動してきた成果を披露することにより、まちや普段お世話になっている人たちに対しての恩返し、 その中でさまざまな人と議論を重ねることにより、この1年の中でtonica が歩んできた北九州を全国に発信、今後の活動への飛躍へとつなげていきます。
■特徴
①市民に開かれたイベント
北九州イノベーションギャラリーは様々な施設を有しており、継続的に企画展も開催されています。 休日には企画展へ来場される方やライブラリーを利用される方がたくさん来場されます。 このように建築分野で閉ざされた環境ではなく一般市民の方々が何気なく訪れる場所で学生の力で合同講評会をすることで 北九州の企業および市民、地方公共団体の皆様へ建築、デザインの可能性に対する理解を得るきっかけとなると考えています。
②招待校システム
北九州3大学合同展覧会/講評会では、毎年tonicaの3大学以外の大学を招待校として招待しています。 今年は福岡大学建築学科のみなさんを招待しています。 招待校枠を作ることで、イベント及び北九州の建築文化向上のための “起爆剤”となることを期待しています。
③出展作品を50作品に限定
福岡をはじめ、東京、上海といったそれぞれのまちで活躍されている専門家の方をお呼びして、学生の建築作品を講評してもらいます。 参加者数を少なく設定することで全員がクリティークの方から貴重な意見やアドバイスをもらえる仕組みになっています。
今回ポスターを2種類採用しました。沖本案は主に県内の大学に、伊藤案は県外の大学に向けて配布する予定です。
フライヤーも一緒に配布するので見かけたら手にとってみてください!
皆様のご来場を心からお待ちしています!