event tonica合同講評会について
■tonica合同講評会
北九州に建築系大学はどれも21世紀の歴史しか持たないという現状があります。そのような現状をただ受け止めるだけでなく、さらなる発展を目指し、行動しなくてはいけません。そこで私たちtonicaは北九州で初のチャレンジとして、北九州の建築系大学3校による合同講評会を開催いたします。このイベントを通して継続した建築教育文化を北九州の地に根付かせ、北九州の建築文化向上を目指します。
主催:北九州建築デザインコミュニティtonica
特別協力:北九州イノベーションギャラリー
特別協賛:株式会社 総合資格
■会期2011年2月25日(金) 2月26日(土)、2月27日(日)
■会場 北九州イノベーションギャラリー 〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田二丁目2番11号 Tel : 093-663-5411/Fax : 093-663-5422
■クリティーク
倉方俊輔(建築史家・西日本工業大学准教授)
南泰裕(建築家・一級建築士事務所アトリエ・アンプレックス)
北川啓介(都市計画家・名古屋工業大学大学院工学研究科 准教授)
松田達(建築家・松田達建築設計事務所)
大西麻貴(大西麻貴+百田有希 共同主宰)
※順不同
■タイムスケジュール
□2月25日(金)
・9:00-13:00 搬入、会場準備 完了
・13:00-17:00 作品展示
□2月26日(土)※予定
・9:00-10:00 会場準備
・10:00-12:00 学生審査
・13:00-13:10オープニング
・13:10- 一次審査
・14:50 – 集計
・15:00 – 二次審査(上位5~7作品を選出) 入賞作品3つを決定
・16:45 – 審査結果発表・表彰式
・17:00 – 閉会
□2月27日(日)
・9:00 – 作品展示
・13:00 – 撤収作業
■作品応募要項
・応募資格
北九州市立大学、九州工業大学、西日本工業大学、本年度招待校の九州産業大学の建築・都市・ランドスケープに関して勉強する学生(上限50作品)
・応募作品
□応募作品は一人一作品(共同制作可)
□出展者が著作権を有するオリジナルな提案であれば、卒業制作、設計課題、コンペ出品等いずれも可とする。
□作品のテーマや内容は問いません
□登録料2000円
■提出物(25日9:00より各自搬入15:00まで)
・パネル(最大A2サイズパネル2枚横づかいの大きさに展示可能)
・模型(1200mm×800mmのサイズ内で収まることが望ましい)
その他ポートフォリオなどの持ち込みは自由
■経緯
現在、全国で数え切れないほどの学生向けコンペティション、卒業設計展、合同講評が盛んに行われています。全国で行われているこういったイベントにおける1作品に向けられる時間は数十秒とわずかで、出展したとしてもリアクションを得る事ができる学生はごくわずかであるという実態があります。本イベントは出展作品を50作品と限定することによって出展者すべてに第一線で活躍している専門家と対話する機会を設けています。このような機会がまだ建築教育の歴史が浅い北九州における学生のレベルアップへつながるのではないかと考えています。
■特徴
①市民に開かれたイベント
北九州イノベーションギャラリーは様々な施設を有しており、継続的に企画展も開催されています。休日には企画展へ来場される方やライブラリーを利用される方がたくさん来場されます。このように建築分野で閉ざされた環境ではなく一般市民の方々が何気なく訪れる場所でこの合同講評会をすることで北九州の企業および市民、地方公共団体の皆様へ建築、デザインに対する理解を得るきっかけとなると考えています。
②招待校システム
北九州市内の三校による出展だけでは年を追うごとにイベントのマンネリ化が予測されます。そこで北九州の3校という固定的なポジションと招待校という流動的なポジションを組み合わせることで解決を図ります。招待校システムはイベントが開催される前年に最も活発な活動をした建築学生団体および大学を一つ選び、その中で5名前後招待するというシステムです。本年度は九州産業大学の学生を招待校としてお招きしています。
③出展作品を50作品に限定
作品数をあらかじめ少数に限定することによって出展作品に対して確実に専門家による講評を受ける事が出来ます。
tonicaがおくる初のビッグイベントです。皆様のご来場を心からお待ちしています!