建築展終わりました!
こんにちは、最近は少し寒さも和らいできましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今日は先日のトニカ北九州建築展2018についてご報告したいと思います。今年に入ってから何度もお伝えしているように今年のテーマは「五十人五十色」!
テーマのとおり、それぞれの色(=個性)が光った建築展になったと思います。
会場は昨年同様、西日本工業大学大学院地域連携センターで
2/23(金)学生講評
2/24(土)審査員講評
2/25(日)一般展示
という3日間に渡る長丁場でした。
初日の学生講評は出展した学生同士でプレゼン・質疑応答をしました。普段話すことのない他大学の学生と意見交換ができるのはとてもいい機会だと思いました(スタッフもちゃっかり議論に参加しました)。
みなさん互いの作品を見比べながらいろいろと刺激を受けたことと思います。
学生講評。
続いて2日目の審査員講評は、コーディネーターに佐々木翔さん
ゲストクリティークに五十嵐淳さん、田村晟一朗さん、西岡梨夏さん、原田真宏さんを迎え
講評をいただきました。
そうそうたる面々に出展者も1日目とはまた違った表情でプレゼンに臨んでいました(スタッフもとてつもなく緊張しました)。
オープニング。
審査は、
一次審査:全員審査員にプレゼン(1人あたり持ち時間3分と短い!)。
↓
その後審査員が気になった作品を10作品ほど最終審査の候補として選出。
↓
最終審査:候補の中から絞られた5人がプレゼン(1人持ち時間5分)。
という流れで進みました。
一次審査の様子。各自クリティークに自分の作品をプレゼンしています。
最終審査前(模型をビデオ中継しました。)
最終審査の様子。
白熱した議論の結果、各賞受賞者が決まりました。以下各賞受賞者(作品名)です。
〇最優秀作品:愛知工業大学 松本樹さん (積層する記憶)
〇優秀作品:九州大学 片山諒さん (水下建築)
〇優秀作品:愛知工業大学 中村勇太さん (再編する都市の生態系)
〇特別新人賞:九州工業大学 仮屋崎泰裕さん (まちを縫うフレーム~地域に開かれた複合施設~)
審査員賞(今年より新設!)
〇五十嵐淳賞:北九州市立大学 室元美咲さん (紡ぐ商店街)
〇佐々木翔賞:九州産業大学 長家徹さん (鳥の栖~人と野鳥のアーケード~)
〇田村晟一朗賞:九州産業大学 内野友貴さん (うちの家)
〇西岡梨夏賞:九州工業大学 池尻賢矢さん (巨峰園)
〇原田真宏賞:西日本工業大学 吉田郁乃さん (自然回帰)
協賛をいただいている総合資格学院様より、今年から受賞者には賞金が授与されます。
受賞された皆さん、おめでとうございました!
さて、今年もなんとか建築展を無事に開催することができました。終わってみると運営にはたくさんの反省点があり、課題の残る建築展となりました。
しかしこれらの経験はすべて後輩へ受け継がれ、メンバーの入れ替わりの中でトニカも自身の『色』をさまざまに変化させながら続いていくのだと思います。
ここでトニカ北九州建築展に関わってくださったすべての方にお礼申し上げます。ありがとうございました!